【20代】春の”きれいめファッション”の定番コーディネート4選を紹介!
個性的なファッションがしたいというのでなければ、私はファッション初心者には「清潔感」を大事にしてほしいと伝えます。
「清潔感」は、ファッションだけでなく身だしなみ全般に使われていますが、ぼんやりしていて「これ!」と明確な答えがない状態です。
「清潔感」のあるカジュアルファッションのことは、一般的に「きれいめファッション」と呼ばれています。
今回は、20代メンズに向けたきれいめファッションの定番コーディネートを紹介していきます。
テーラードジャケットにセンタープリーツパンツでかっちりとしながら、足元はあえてスニーカーで。
最初に紹介するのは、テーラードジャケットにTシャツでを合わせてスニーカーを履いたスタイルです。
このコーディネートが初心者には一番挑戦しやすい着こなしだと考えています。
アウターにテーラードジャケットを着用することが、きれいめファッションをはじめる上での絶対条件です。
画像のスタイルではセンタープリーツ(折り目)の入ったスラックスに近い見た目のボトムを着用していますが、これは無くても構いません。
あれば尚良しという程度です。
ボトムはストレート〜やや細身程度のシルエットで、色落ちや加工の入っていない綿系のものをチョイスしてください。
ここでスラックスに近いボトムを選んでしまうと、自分がすでに持っているアイテムとの組み合わせが難しくなってしまいます。
まずは手持ちのアイテムとテーラードジャケットを合わせることがスタートです。
ジャケットの中は無地のTシャツ、靴はスニーカーで問題ありません。
ただし、今普段着用のテーラードジャケットを持っていない人は、必ずお店で試着してから購入してください。
テーラードジャケットにシャツを合わせるなら、タックインしないで”はずし”の着こなしが推奨です。
次に紹介するのは、着こなしのレベルを一つ上げた、テーラードジャケットの中にシャツを合わせるコーディネートです。
ジャケットの中にシャツを着るのはスーツで慣れている、と思う方は注意が必要です。
スーツ用のシャツときれいめカジュアルファッション用のシャツは別物です。
スーツ用のシャツはボトムに裾を入れる前提のため、少し長めの丈になっています。
対してカジュアル用のシャツは裾を出す設定のため、丈が若干短めに設定されていることが多いです。
ボトムの選び方は先ほど紹介したスタイルと変わらず、ジャケットと同じくらいの丈のシャツを合わせることがポイントとなります。
画像のスタイルのように、足元にスニーカーではなくローファーを合わせるとより清潔感のある着こなしを作ることができます。
きれいめカジュアルの肝は「シルエット」!スリムシルエットでシャツ前は閉じて着こなそう。
次に紹介するのは、4月〜5月くらいの、暖かくなってきてアウターが不要なときの着こなしです。
画像のスタイルでは、丈の短いブルーのシャツを1枚トップスに、ボトムは黒のスリムパンツ。
ボトムの裾をロールアップして、若干足首が出る程度の丈に調整しています。
靴はボトムと同じ色のスニーカーを合わせることでコーディネートの色数を抑えつつ脚長効果も得ています。
このスタイルのポイントは色数とアイテムのサイズ感です。
シャツとボトムはタイトめなシルエット。スニーカーはローカットで浅いデザインでスッキリした印象をもたせます。
シャツのボタンを画像のスタイルほど開ける必要はありませんが、ボタンを全部閉める着こなしはしないでください。
一番上のボタンだけ開けて着るのが間違いないシャツの着こなし方です。
このシャツの丈が長いと、せっかくスリムシルエットだとしても脚が短く見えてしまうので注意が必要です。
ベージュのステンカラーコートに黒のボトムとブーツを合わせたスタイル。インナーに差し色を使って春らしい軽さを出す。
最後に紹介するのは春のコートでつくるきれいめカジュアルです。
ベージュのステンカラーコートに黒のストレートパンツ、靴にはちょっとゴツめのブーツを合わせています。
このスタイルのポイントはコートの中に着用しているアイテムの色使いです。
ベージュのコート、黒のボトムは冬と変わらない陽気な雰囲気の色ではありません。
そこで画像のようにコートの中にブルーのニットを合わせたり、オレンジやピンクの入ったチェックシャツを合わせることで、春の陽気を連想できる暖かい着こなしとなります。
ブルーは寒色系の色なので、使い方には注意が必要です。少し淡い色合いのブルーが春には合います。
まとめ
ここまで20代に向けた、きれいめカジュアルのファッションコーディネートを4つ紹介してきました。
いくら値段の高いハイブランドを全身にまとったとしても、清潔感がなく非常にオシャレに着こなせていなければ会う人にいい印象は持たれないでしょう。
キレイめファッションを着こなすために、テーラードジャケット → シャツ →細身のボトム → コートと、段階を経てアイテムを揃えて行くことをオススメします。
今回の記事が、読んでいただいた方のファッションの参考になれば幸いです。